5月11日(日)の例会報告 

今回は5人での集いになりました。
後見人の実際と、家族の思い・・・・ 昨年末に、兄弟として自ら諸手続きをこなして申請し決定した入院
中の妹さんの成年後見人のその後の話を伺いましたが、後見人が
付いて半年間の活動として外出、買い物、財産管理、退院の模索な
ど、今まで兄弟がしていたことの多くを任せる状況とのこと。兄弟
は月に一回面会に行くだけで、今まで受けていた病院からの電話も
受けなくてよくなったということです。後見人は妹さんと同年代であり、
既に5人の後見人を担当した社会福祉士で、家族にはメールで報告
してくれるそうです。また、既にその病院では後見人が付いている方
が複数いるようで、徐々に珍しくなくなってきているのかなとも感じま
した。また、兄弟の負担は軽減される一方で、それでもどこか「疎外
感」みたいな感情も湧いてきたという言葉も、そうかもしれないなと
感じながら聞かせて貰いました。
兄弟が入院して改めて自分の人生を考える 一緒に暮らしていたときは上手く距離が取れなかったが、入院して
いる兄弟自身は大変だとは思うけれども、「私は私の人生」という視点が
持てるようになった。
兄弟の薬の量を確認した 長期入院している兄弟の薬について、初めて看護師に尋ねたら
すんなり印刷して内容を渡してくれた。多剤多量のことが気にな
っていたので。
他に、独り暮らしをしている兄弟のこと、入院中の兄弟がなかなか
安定しないで気がかり、という話を伺いました。
兄弟姉妹の会で仲間の話を聞くことが出来る時、「時間の経過で
状況が変わってくる」ということを体験させて貰える良さも大きいな
と感じます。今はそうでも、将来色んな可能性があるのだという視
野の広がりにも繋がるのかなと。だから皆さん、例会に参加、お待
ちしていま~す!!