9月11日(日)の例会報告
9月11日(日)の例会日に、浦和コミュニティーセンター第6集会室にて
障害者生活支援センター「杜の家」(上尾市)の精神保健福祉士である
児玉洋子さんを囲んで、兄弟姉妹について日頃から抱えていた悩みや
開催前は、いつもの4~5人だけの細々とした例会になるかなと思っていたところが、
新しい方2名の参加を加えて、11人の仲間の参加となり、内容も含めて、とても充
実した例会となりました。特に印象に残った部分を2点以下に。ちなみに、この内容
(誤りありましたら、ご指摘のほど、よろしくお願いします。)
族の思い、それぞれの立場を考えると、対応に思案することもあり、場合によ
っては家族の担当を別に設けることもある。いずれにしても、家族は家族の
思いを率直にワーカーに相談してみて欲しい。もちろん家族だけでも相談出
来る。ワーカーも家族の実情、思いを知ることは大事。それでワーカーも
切磋琢磨。
(*ワーカー・・・・この場合、生活支援センターの精神保健福祉士)
置きたい、と思うが、それに対して支援側の 「その時になればなんとかなる」
という言葉は、兄弟姉妹としてはちょっと期待をそがれる部分がある。でも
一方、それはそれで事実とも言え行き詰った時には 「最後はどうにかなる」
と、これも選択肢の一つかと。
その他、児玉さんからは杜の家の他の活動やピアサポートのこと、行政とのギャ
ップ、などの話。 そして兄弟姉妹からは、介護保険や後見人制度、家族が相談
に行ける場所などについての質問、応答がありました。
・講師の方と参加者の距離が近く双方のコミュニケーションが取れた
・教科書には載っていないお話を聞け非常に有意義な講習会になった
児玉さんは、率直で正直で、そして温かい方、という、印象。
以下は児玉さんの言葉です(メールよりそのまま)
「今回参加させていただいて、親とは違う兄弟としての重さを改めて感じま
した。 ご自分の生活を大事にと気楽に言われても、実際は病気の経過を
目の当たりにしていたり、保護者にならざるを得ないという現実があるので
すよね。ただ、そんな現実の中で、皆さんそれぞれに、今できることに向き
合って生きていることに励まされた思いでおります。兄弟姉妹の会は、とて
例会終了後、児玉さんにも参加頂き、飲みながらの交流会を。
今回の例会に久しぶりに見えた方、新しく参加された方含めて、”仲間”や”絆”の
大事さを、感じた交流会に。
きょうだい会の存在をまだまだ知らずにいて、一人だけで、孤軍奮闘されている
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次回例会 11月13日(日) (わかち合い中心のいつもの例会です)
場所:下落合コミュニティセンター (JR与野駅 西口徒歩3分)
時間:午後2時~5時
参加費:200円
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( 精神福祉士の資格を取った人が、講義で先生から紹介された本 )
「かかわりの途上で」 こころの伴走者、PSWが綴る19のショートストーリー
相川章子・田村綾子・廣江 仁 著 へるす出版新書 1200円
PSWとは本来何をする専門職なのか、そのキーワードは「かかわり」。
そこで重視されるのは、対象者に生きる力に寄り添い、伴奏し続ける関係性・・・、
本書ではそのかかわりの実際を、若手PSWによる体験をもとに集成。
というのがありましたら、教えて下さい。
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