1月15日(日)の例会報告
今回は、「埼玉県障害者交流センター」(http://www.kouryu.net/)で
隔月一回、「埼玉セカンドの集い」を開いている主催者の方に、主に薬
の副作用について、質問をしながら話をして頂きました。
(埼玉セコンドの集い 情報
きっかけは、これまでもたびたび会で話題になってきましたが、統合
失調症と診断されて長い年月、薬を飲んでいる兄弟姉妹だけれど、もし
かしたら近年あちこちで診断されるようになった発達障害系の障碍なの
に間違って投薬されてきたのではないか、ということ。
統合失調症で用いる薬の副作用の怖さ、特に印象に残っているのは抗パー
キンソン薬の怖さについて。本来、症状を改善して普通の生活に近付けるのが
薬の役割と思っているけれど、逆にその副作用によって生活にかなりの支障に
なってしまっているかもしれないということ。そしてどれだけそれが使われる側
で検証、配慮されて用いられているのかということ。
さらに、統合失調症の理解と発見を早いうちから進めようという動きがあり、学
校教育の現場でも進められようとしているけれど、安易な用い方は偏見や誤診
を生むかもしれないということ。統合失調症という病気が本当のところ未だ明確
な成り立ちを持つのではない?!というところでも、一つの理屈を信じ込むので
はなくいろいろな情報にアンテナを張る必要があるのだなと感じました。
それにしても、薬の用い方が重要な病気であるのだから、当事者も家族も主治
医とざっくばらんに話が出来ることが本来一番大事なことだと思うのに、主治医
の態度や時間の制約で、それが困難なことが大方というのは、本当に残念なこ
とですね。
「埼玉セカンドの集い」では、家族と共に当事者も参加されているとのこと。
兄弟姉妹以外の他の当事者と交流する機会は限られもの、薬の話だけでなく
そうした交流の場としても参加してみたいと感じました。
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